内村は2017年末の『第68回紅白歌合戦』で、初の総合司会に抜擢。その際、欅坂のメンバーと「不協和音」のコラボダンスを披露した。
その時の映像が流れた後、共演したバナナマン設楽統から「欅とのあのダンスは相当ハードじゃないですか?」と聞かれると、「本番前の10秒間は一生忘れないと思う」と回顧。
その日、欅坂はコラボの30分前にも同曲を披露していたのだが、内村は「まだまだ暗いスタンバイのステージに、ふらふらになってみんなやってきた」と語った。
続けて、スタッフからメンバーに向けて「もうやめなさい!」とパフォーマンスを中止するよう言われていたものの、彼女たちは「やります!」「私はやります!」と訴えていたと明かした。
さらに「みんな、平手(センターの平手友梨奈)さんの背中に(手を)当てて、『いける、大丈夫!いける!頑張れ!頑張れ!』って。で、俺も思わず手をやって。それが本番3秒前ぐらいなんです」と述懐。
このコラボの際、平手、鈴本美愉、志田愛佳の3人が過呼吸が原因でステージに倒れ、手当てを受けた。『紅白』に懸ける思いの強さに、内村は「すさまじい、あの子たちのプロ根性……」と圧倒されていた。
また内村は、「自分もあの時足を痛めていたので、いつかお互い完全体の時にまた何かの形でできたら」と、リベンジを誓っていた。