昨年11月、小倉は『とくダネ!』(同系)の中で、以前から患っていた膀胱がんに関し、膀胱の全摘出手術を行うことを告白。同月末に手術を行い、翌年、予定よりも1か月早いスピード復帰を果たした。
ちなみに膀胱を全摘した患者に対して一般的に行われてきたのが、ストーマと呼ばれる人口膀胱をつける手術。体の外に袋をつけ、尿がたまったら交換するというもので、小倉も当初、この手術を予定していたのだという。
だが小倉は、この手術を行うと「みんなと一緒にお風呂に入ったりもできないだろうし、いろいろ不便があるって聞いていたから、それだけは避けたいと思った」と変更を求めたそう。
代わって選んだのが代用膀胱手術。自身の小腸の一部で膀胱の代わりを作り、これまでと同じように排尿をするというもの。だがこの代用膀胱には神経が伝達していないそうで、小倉は「『(尿が)いっぱいですよ』という通達がないわけ。いつも出ている状態。だから、赤ちゃんと一緒な感じ」と尿漏れの苦悩を吐露した。
尿漏れに備えて着替えなどを持ち歩いているため、荷物もこれまでの倍以上に。さらに1時間に1回はトイレに行かなければならず、1回入ると5分以上かかるとも語っていた。