バカリズムが話題として持ち込んだのはテレビとネットの関係性。テレビのスタッフは「ネットに押されて弱くなっている」などネットを意識しすぎていると指摘した。
松本は、「テレビ局が主導権を視聴者から取り戻さないといけない。こっちが完全にお伺いを立てている感じになっている」と主張。さらに地上波の番組について「スピード違反を起こさないような番組ばっかりで、制限速度60キロと言われているのに30~40キロしか出さない」と私見。「スピード違反する番組は『水曜日のダウンタウン』(TBS系)ぐらい」と自らの番組を挙げ、「免停になると思う」と笑わせた。
また、「Amazonといったネット配信の番組はルールを作ることが面白い」とする一方、「今、地上波はルールを破ることが面白い」と持論。「法の目をくぐってギリギリのところを突いていくそんな番組が……」と求め、「僕はそういうポジション」と、あえてそうした番組を作る側と語っていた。