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同ドラマが、事故物件をめぐるコメディ作品となっており、事故物件に詳しいとして招待された大島てる氏。スクリーンに映し出されたサイト地図を見ながら「この9月で13年を迎えました。今でも運営中です」「ドラマにでてくるような事故物件がインターネット上で公開されており、炎のひとつひとつが事故物件を表しています」と説明した。
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東京で6000件以上の事故物件があることが紹介されると、オダギリジョーは「いや~本当に怖い世の中ですね」「東京ってスゴいんだなって思いました、これ見て」と感想を述べた。
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同サイトを開設した目的について大島氏は「そもそも、騙されて高い家賃のまま住んで欲しくないという思いがありました」「ドラマでは安く事故物件に住めれば得という方が登場しますが、実際には事件・事故の事実を知らされないまま住むはめになっている方が大勢います。それを防ぎたいというのもありました」とサイトスタートの動機を話した。なお、「事故物件で矢面に立たされるのは不動産屋さんですが、実際には(不動産屋が)オーナーから真実を伝えられないというケースが多い」という。
ドラマでは床下収納に撲殺された幽霊が登場するシーンがあるが、MCが「実際に床下収納で亡くなった物件てあるんでしょうか?」と大島氏に質問。すると「収納ではないですけど、床下から遺体が……ということはありました」と回答。一軒家の3階で3人が集団自殺をした物件があったが、その後空き家に。やがて「そんなの気にならない」という人が買い取り住み始めたという。しかし、ある時白アリが気になるとのことで駆除業者を読んで床下を見てみると、さらに2人分の遺体があったという。この話をしながら大島氏は「さすがに気にしないと言った人でも、そこに遺体がある状態で何年も住んでいたと。そこまでは聞いていないと思ってるはず」と話した。
会場がなんと言えない雰囲気になるなか、オダギリジョーは「そんな(気にしないと思う)人でも白アリは気にするんですね」と冗談を言うと、池田エライザは「絶対に言うと思った」とつっこみ。オダギリは「虫の知らせということですね」と結ぶ場面もあった。