■10~12月は金ロー「秋のファンタジー祭り」
「金曜ロードSHOW!」は10月・11月・12月の3か月にわたり、大ヒット作品や地上波初放送作品など、アニメーション、洋画、邦画の様々なファンタジー映画を次々にお届け。その第1弾が「2週連続 秋のジブリ」となる。
■『もののけ姫』(1997) 10月26日(金)ノーカット放送
宮崎監督の渾身作『もののけ姫』は1997年の公開当時、日本映画の興行収入記録を塗り替え、世界も驚愕、絶賛した圧倒的な大傑作。作品の歴代最高視聴率はテレビ初放送時(1999年1月22日)に35.1%を記録(*)、今回で10回目の放送となるが、公開から20年以上経ったいまでも全く色褪せることなく、見るたびに新たな気づきをもたらしてくれる奥深い作品として知られている。
ストーリー
北の果てに住む一族の青年・アシタカ(声:松田洋治)は、“タタリ神”という怪物に姿を変えたイノシシに矢を放ち、死の呪いを受けてしまう。呪いを絶つ方法を探す旅に出たアシタカは西へむかい、旅の途中、森の中で山犬に育てられた不思議な少女・サン(声:石田ゆり子)と出会う。アシタカは、全ての生命を司るシシ神の住む“シシ神の森”を経て、製鉄場“タタラ場”にたどりつく。タタラ場を襲撃するサン。2人はおおいなる運命の渦に飲みこまれていく…。
■『紅の豚』(1992) 11月2日(金)ノーカット放送
第二夜は宮崎駿監督が自らを投影したキャラクターを主人公に、空を飛ぶことへのこだわりと想いを込めた珠玉の名作『紅の豚』をノーカットで放送。放送回数は今回で12回目となり、歴代最高視聴率はテレビ初放送時(1993年10月15日)に20.9%を記録(*)した。「カッコイイ」とは、何か? 秋の夜にぴったりの、哀愁漂う“オトナな”宮崎監督作品をお楽しみに。
ストーリー
時は1920年代のアドリア海。世界恐慌まっただ中、イタリア軍の飛行艇パイロットだったポルコ・ロッソ(声:森山周一郎)は、豚の姿となり賞金稼ぎをしながら自由気ままに暮らしていた。ある夜、ポルコの前に、空賊たちが助っ人として雇ったキザなアメリカ男・カーチス(声:大塚明夫)が現れる。誇りと女と金をかけてポルコ対カーチスのロマン溢れる男同士の空中対決が始まる!
(※)ビデオリサーチ調べ、いずれも関東地区の視聴率。
金曜ロードSHOW!『もののけ姫』は10月26日(金)21時~50分拡大放送、『紅の豚』は11月2日(金)21時~日本テレビ系にて放送。