三遊亭とむは、1999年にお笑い芸人・末高斗夢としてデビュー。その後、ドラマやバラエティー番組で活躍したのち、2011年に『笑点』でおなじみの三遊亭円楽師匠に弟子入りし、落語家に転身したという異色の経歴を持つ、期待の若手噺家だ。この日は二部構成で、異なる演目のオリジナル落語を二回披露。第一部では、「ん」が言えない女の子とのデートを題材にした落語を披露した。
また、第二部の落語会では、自身が実は年間400通のファンレターをもらう人気者であることを告白。観客がその意外性に驚いたところで、実はその400通を出しているのは1人のファンで、しかも46才の男性であるという落ちを披露し、会場を笑わせた。