今や多くの人が知るところとなった彼の明るくて天然なキャラクターだが、ここで持ち出されたのが、7年前、フジテレビの番組に登場したときの映像。本名の宮園大耕で出演していたスーツ姿のみやぞんは、今とは全く違う落ち着いた語り口でトークを展開していた。
これについて梅沢に「どうして偽ろうとしたの?」と聞かれると、みやぞんは「ずっと(周囲から)『バカバカ』言われてきたんですよ、小学校の時から勉強もできないし。それがイヤで……」と答えた。だが、「今は半分あきらめてますんで、別にこのままでいいやと思って」と、素のままでいこうと決めているという。また、偽っていた時期は「辛かったです。自分じゃないわけですから」と振り返っていた。
番組では、ブレイクのきっかけを作ってくれた伊集院光がVTR出演。当時みやぞんは「まともを演じていた」という。さらに伊集院は彼に向けて、「みんな、お前の天然で喜んでくれているんだよ」「お笑いという職業を選んだ以上は、それで起こる笑いも、ある意味計算したことと一緒」とアドバイスしたという。この言葉によって、みやぞんも「笑われているのではなく、笑わせている」ことに気づき、ありのままの自分でいることを決断したと紹介されていた。