31歳のときに女性ランナー史上初となる100キロを完走した西村。ゴール直前では夫に支えられ、ゴールテープを切ったあとの「おかえり」(西村)「ありがとう」(西尾拓美)と抱き合う夫婦の仲睦まじい姿は視聴者の心を打った。
ところが、実はマラソンを走る前の二人の関係は冷めきっており、「何年か不妊治療をしていたときで、夫婦仲がギスギスの状態だった。わたしが子供が欲し過ぎて…」と回顧すると「離婚という言葉をよくお互い出していた」「夫婦の仲は底の状態でしたね」と語った。
その時にマラソンのオファーが舞い込み、不妊治療からマラソンに集中できたことが転機となり、料理人でもある西尾は栄養面だけではなく体力面もサポート。ゴールしたときは西尾が支えてくれていたことに気づかなかったが、翌日の新聞を見て隣にいた人が夫だと分かった彼女は、「それぐらい主人も本当に全面的に協力してくれたんだ」と、改めて彼に感謝するようになったのだとか。
マラソンの翌年に長女も誕生。西村は「いつか歳を取って物忘れをするときが来るかもしれないけど、きっとあの時の声援や、あの気持ちは一生忘れないんじゃないかなと」と涙ながらに話していた。
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