フィギュアスケート男子シングルで五輪2連覇を果たし、冬季オリンピックの個人種目では史上初の日本人連覇という偉業を達成した羽生。今年7月には史上最年少の23歳という若さで国民栄誉賞を受賞した。ストイックにアスリートとしてのトレーニングに励む羽生だが、唯一例外的に2016年に阿部サダヲ主演で公開された人情時代劇『殿、利息でござる!』に出演。同作は江戸時代の仙台藩を舞台に、貧困にあえぐ宿場町を救うために奮闘した人々の姿を描いた実話物語で、羽生は仙台藩藩主・伊達重村という実在の人物を好演した。
演技初挑戦とは思えない堂々とした表現力で話題をさらったが、スケートと役者との二足のわらじについては「役者の経験は大きな経験になった。この経験をスケートに生かしていきたい」と言及し、これが最初で最後の映画出演になる可能性も匂わせた。では一体なぜ、羽生はこの作品への出演を快諾したのか?
羽生が同作に出演する決め手となった熱い想いは、8月18日午後2時からTBS系で放送の『今回のみ例外を認めた』で明らかになる。