その方の名前は「なべちゃん」。2009年、3期生として入ったときのお披露目会で、なかなか人が来てくれない中、駆け寄ってきてくれたのが彼だったという。「これから応援するから!」と声をかけてくれたなべちゃんは、以来毎日のようにファンレターを送ってきてくれたのだとか。
その文面には「アイドルにとって大事なことは、感謝の気持ちと、楽しむことと、毎日心からの笑顔で5分以上笑うことだよ」といったアドバイスも書かれていたという。それから教えを実践してきた須田は、「それのおかげでここまで来たぐらい」と感謝を示した。
だが、なべちゃんが来ていたのは最初の3年ぐらいだったという。そこで今回番組が彼を探し出し、見つけることに成功。スタジオになべちゃんがやってくると、須田も驚き。ちなみになべちゃんが握手会に来なくなったのは、須田の人気が出るにつれ、1時間並んでも5秒しか握手できないことに不満があったと述べていた。
それでも、6月の「第10回AKB48世界選抜総選挙」で須田が2位になった瞬間、号泣したと彼が明かすと、須田も「嬉しい」と涙ぐんだ。ところが現在なべちゃんは、同じく名古屋のアイドルグループ「ふぇありーているず!」を推していると告白。須田は「(彼女たちを)売名するために来られたんですか?」とあ然としていた。
須田の人気を押し上げたのはもちろんファンの力だが、アイドルに詳しいトレンディエンジェルたかしは、「今回の総選挙は10回目で、SKEができて10年目。しかも開催地が名古屋ドームだった」としながら、「ファンの人はそこにすべてを注ぎ込んだんで、これ以上お金がないと思います」と苦しい状況を代弁。松本人志は「来年圏外っていうのも面白いけどね」と笑いを誘っていた。