Google Mapに関しては、まず、レストランなどを探す際に自分の好みとどれくらいマッチしているかをAIがスコア化しておすすめしてくれる機能が追加。その他、いくつかのお店のリストを作成し、それを友達にシェアすることも可能に。シェアした情報をマップ上で確認し合って、どのお店にするかを一緒に選ぶこともできる。Google Mapからのワンタップでのお店の予約にも対応した。これらの機能は夏以降にiOS、Android双方にて提供予定となっている。
しかし何より会場が盛り上がっていたのがMapのAR対応だろう。カメラにうつった実際の映像とMap情報を同時に見ながら、直感的に目的地に向かうことができるようになった。実際の映像上に矢印で案内が出たり、うつっている店舗の情報がARで表示されたり、案内役としてキャラクターを表示させることもできる。昨年のGoogle I/OではじめてデモンストレーションされたGoogle Lensを活用することで、GPSがうまく働かない場所でも、カメラによって位置を推定できるのも大きなポイントだ。これをGoogleではVPS(Visual Position System)と呼んでいた。