行政書士らによって運営されるペット安心相談室は、東京ビッグサイトで30日より開催中の「Interpets 2018」(インターペット 2018)で、ペットのための遺言・信託サービスを紹介している。 万が一自分に何かあったら、「大切な家族であるペットはどうなるのか」「誰が代わりに面倒を見てくれるのか」など、残されたペットの将来を心配する飼い主は多い。今回、会場でペット安心相談室が受け付けているのは、そんな飼い主の入院・事故・死亡などの“もしも”に備えたもの。このサービスについて、ペット安心相談室の運営者の1人である行政書士の田代さとみ氏は、以下のように話している。「保育所に連れていかれるペットたちの約半分は、飼い主が亡くなってしまったことが原因です。ペットの世話をしてくれることを条件に遺産を残す『遺言』、信頼できる家族にペットの面倒を見るのに必要なお金を託す『家族信託』などを、私たちが支援します」(田代さとみ氏) 難しい法律上の手続きを、法務の専門家がサポートしてくれるのは心強い。費用は遺言書の作成が120,000円からなど。相談は無料で受け付けている。