スマホ業界はIT業界のためか記者、編集者、ライターは男性が多く、そんな中に混じっているせいか、それとも羞恥心を忘れたおばさんになったせいか、いけないとは思いながらも、化粧、髪型にどんどんこだわらなくなってきました。いや、ほかの女性陣はみなさん、きちんとしています。面倒だからと美容院は年に2回程度、写真を撮られるときしかファンデーションを塗らないのは、たぶん私くらいです(ただ、何度も「海に行ったんですか?」と聞かれるので、最近は日焼け止めだけは塗るようにしています)。
こんな人間ですが、実は香水や日本の“お香”が好きです。アロマテラピーも手を出しかけました。カルチャーセンターで香道を学ぼうかと検討中です。香りは集中力を高めてくれ、テープ起こしのような苦痛な作業をほんの少しだけ楽にしてくれます。40代になってからは集中力を欠き、テープ起こしは5分やっては10分休まなくてはいけないほど苦手なので、本当なら毎日お香を炊き、3時間ごとにオードトワレを吹き付けたいくらいです。
ただ、香りが嫌いという人は結構いらっしゃいまして、気遣いが必要です。身近なところで、夫。この人は、自分が喫煙するくせに、お香のヤニで喉が痛くなるとか、シャネルの「アリュール」が臭いとか言いやがります。
他人に迷惑をかけないように香りを楽しみたい。そんなことを考えていたときに、ソニーの「AROMASTIC(アロマスティック)」を紹介されました。AROMASTICは、口紅をちょっと大きくしたような筒状の“電子機器”です。香りが詰め込まれた小さなカートリッジを挿入し、スイッチを押すとシューッと香りが出てきて、自分だけで楽しむことができます。

一般のアロマディフューザーは熱や水を使いますが、こちらは筒状の本体からドライエアーをカートリッジ内の香りに吹き込む「気体拡散方式」によって、空気そのものに香り付けをしているのだそうです。ソニー独自の「Scententsテクノロジー」なんだとか。




“技術のソニー”らしいハイテクノロジーが詰め込まれているようですが、正直、そのあたりはどうでもいいです。とにかく、香りを手軽に持ち運べて、自分だけが嗅げるのがいいです。隣の人が香りを感じることは、まずありません。夫の隣でも使っていますが、文句どころか香りを嗅いでいることを指摘されたことは一度もありません。もうちょっと強い香りでもいいかなと思っていたら、新しいカートリッジは香り立ちが改善し、強風のときでもしっかり感じられるようになったそうです。
本体は充電して使いますが、1日10秒10回使用したとして、約1ヵ月に1回の充電で済むので、全然面倒はありません。本体の価格は3980円で、お手頃かと。カートリッジとセットになったものも販売されていて、最初に購入する際には便利です。カートリッジは2017年11月末現在、2280円から2980円までの製品がラインアップされています。毎日使っても2ヵ月くらいは持つので、まあまあといったところでしょうか。香り自体は、「オーガニック素材に徹底してこだわる英国ニールズヤード レメディーズ社」のオイルを使っています。好みはあると思いますが、自然な感じがする香りです。オーガニックなので安心感もあります。

口紅のようにポーチに入れて持ち運べて、香水のように強い香りではなく、アロマテラピーのような面倒もなし。長時間飛行機内に閉じ込められるとき、疲れたとき、同じ作業に飽き飽きしたときのリフレッシュに、AROMASTIC、お勧めします。
