NEC製の4G LTE対応Wi-Fiルーター「Speed Wi-Fi NEXT WX04」も11月1日に発売を予定する。UQ Flat ツープラス ギガ放題のプラン利用で、本体価格は新規契約で2,800円、クレードルをセットにすると5,500円になる。22ヶ月以上UQ mobileを使っているユーザーの機種変更の場合は0円で提供する。3年プランを契約するとLTEオプションの1,005円が無料になる。
WXシリーズの端末としては初めて「au 4G LTE」の高速ワイドエリア通信に対応。4×4 MIMOの技術とWiMAXの2つの周波数を束ねるキャリアアグリゲーション技術により、下り最大440Mbpsの通信速度を実現した。
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通信モードはau 4G LTEを活用した高速通信対応の「ハイスピードプラスエリアモード」と、標準モードの「ハイスピードモード」。前者は毎月の上限通信量である7GBを超えると低速モードに切り替わる。一時的にハイスピードプラスエリアモードに切り替えられる「ワンタイムHS+Aボタン」は、自動的にWiMAXのハイスピードモードに戻して、毎月の通信量を無駄に遣わないようセーブできる機能だ。LTE利用制限量をモニタリングできる「通信カウンターEX」の機能も標準搭載する。
本機のもう一つの特徴は、安定した高速通信を実現する高感度アンテナとビームフォーミングの技術を採り入れたことだ。別売のクレードルにはWウィングアンテナを搭載。室内での通信性能がアップする。ルーター本体にもビームフォーミングアンテナを搭載して、対応機に向けて電波の指向性を集めて通信することで、Wi-Fiのスループットを最大20%以上向上させる。
WX04は内蔵バッテリーも大容量化。長時間の連続通信を可能にしている。「本機の登場により、UQ mobileのルーター関連製品はモバイル・ホーム(固定)を合わせてすべて4G LTE対応になった」と前島氏は壇上でアピールした。

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ラインナップは3機種とやや少なめに感じられるところもあるが、前島氏は「1機種ごとに詳細を見ていけば、日本のユーザーがこだわるポイントをひとつずつきめ細かく押さえたクオリティの高い端末であることがわかるはず。ぜひ使ってみて、その良さを実感してほしい」と呼びかけた。前島氏は、今回追加される2機種ともに、7~8割のユーザーから利用される人気機種のラインナップに加わることになるだろうと述べた。