山本彩が4日、同日にリリースされたセカンドソロアルバム『identity』をPRすべく東京・タワーレコード渋谷店にサプライズ来店。タワレコ店員のエプロン姿で接客を経験したりミニライブ参加券やポスターがあたる抽選会も体験した。 「実際、私のCDを手にとっていただけるところをなかなか見ることがないので、すごくありがたいですし、喜びが浮かんできました。うれしかったです」と山本は喜びをあらわに。また、CDショップ店員体験は初めてだったという山本は「このエプロンにもずっと憧れていたので、すごくうれしかったです。ある意味、私へのサプライズでした(笑)」とニッコリ。 『identity』には作詞を阿久悠が務め、水野良樹が作曲した楽曲「愛せよ」も収録される。水野からは「ぜひ山本さん歌っていただきたいです」とのオファーがあったそうで、「純粋に私の歌声を求めてくださったということに、いちシンガーとして喜ばしいことだなと思いました。レコーディングの際に、水野さんから、阿久悠さんが実際に歌詞を書かれた原稿用紙を見せていただいて、責任感というのは強くなりましたね」と喜びとプレッシャーを感じた様子を振り返った。 阿久については「UFO」などのピンク・レディーの楽曲で知っていたそうで、「昔のアイドルの方も作詞されたりとか、ジャンルを問わずされているんですけど、すごくひとフレーズで惹き込む文字の強さ、言葉の強さみたいのが、時代を問わず今も残り続けています。いただいた楽曲にもその強さがあるので、私も平成生まれなんですけど、今の若い方にもぜひ聞いていただきたいなと思います」とコメントした。 そして、同アルバムを引っさげて20日から始まるソロライブツアーについてはまだリハーサルは始まっていないものの、アルバム制作時からライブを意識し、「楽しいライブだったり、聞かせるライブだったり、一曲一曲で世界観が変わるようなライブが作れたら」と意気込みを語った。