ホンダアクセスが、愛犬と車によるおでかけをいっそう快適にしてくれる様々な装備を搭載したコンセプトカーをInterpetsに出展した。 今回試作されたコンセプトカーはワゴンタイプの「FREED+」をベースにした「FREED+Dog CONCEPT」だ。人やペットの高齢化に向けて、リアシート部を中心に愛犬のための乗り心地を改善。ビルトインスロープやオートサイドステップ、ウォーターサーバーなどを追加。運転中にも愛犬のようすがフロントモニターで”見守り”できるように360度カメラも乗せている。今年のインターペットには全部で6つのカーブランドが出展しているが、中でもホンダの“愛犬思い”なカーライフの提案は一際来場者の注目を集めていた。コンセプトモデルはホンダアクセスの従業員の有志による自発的な活動である「わんこ部」から生まれたというから、その細かいところまで行き届いた心配りにもうなずける。 今回のコンセプトカーに盛り込まれた機能は、インターペットへの出展から得た来場者の反響も見ながら商品化を検討していきたいと同社のスタッフが語っていた。いずれも商品化の折にはディーラーオプションとしてホンダのカタログに加わることになる。既にFREED+を所有しているオーナーも、アイテムが商品化された場合はホンダのディーラーショップで購入、取り付けのための改装が必要な場合は申込みもできるようになる。 このほか、インターペットのホンダアクセスのブースにはホンダ純正のカーアクセサリー「Honda Dog」シリーズから昨年秋に発売されたペットキーカバーなどの製品が展示されている。またブース内の撮影コーナー「いぬPHOTOフェスタ」も会期中は常時混雑が予想される。来場の際には早めに足を運んでおきたい。