小藪千豊が9日の「A-studio」(TBS)に出演。引退を考えた過去や吉本新喜劇への思いを語った。 元々「ビリジアン」としてコンビで漫才をしていたという小藪。相方が辞め、解散した後吉本新喜劇に入団したが、下積み時代は「1日2ステージで2500円、嫁はんも食わしていけなくてバイトやったり」と厳しい下積み時代を送った事を明かした。 コンビを解散したときは、「9年やっても売れへんかったんやから、無理やねんこの世界」と引退を考えたが、いろんな人に引き止めてもらったという小藪。「こんなええやつに囲まれてた職業やったんかっていう事にビックリして」と当時の心境を振り返った。そして、たむらけんじからは「今まで芸人辞めていくやついっぱいおったけど、芸人辞めんなって言いにくい。だけど俺はお前は止めれる。大丈夫や、頑張れ。辞めんな」と言われ、「この人俺の事おもろいと思ってくれてたんだっていうことに感動した。ちょっとやる気になった」と引退を踏みとどまったという。 その後、入団5年目にして異例の早さで新喜劇の座長に抜擢され、現在は東京で活躍する小藪は「新喜劇のために東京に来て、東京の皆さんにちょっとでも知ってもらえたらな」と東京で活動する意味を語り、「新喜劇の凄い人たち、ベテランさんが死ぬまでに若手とかを揃えておかないとマジヤバい」とこれからの新喜劇に対する思いを明かした。※【その他の最新芸能ニュース】※【その他の最新グルメニュース】