ソニーは6日、医療施設向け4Kビデオカメラ「MCC-S40MD」を2017年3月に発売することを発表した。 手術部位を撮影する医療施設向け術野カメラは、学術集会での発表や医師の教育などに使われる映像を撮影するためのもので、高精細な映像が求められている。 「MCC-S40MD」は1.0型裏面照射型CMOSイメージセンサーを搭載しており、1/3型単板イメージセンサー比較で約9倍の受光面積により、より明るく低ノイズの映像撮影を可能としている。4K解像度(3,840×2,160 30p)、HD解像度(1,920×1,080 60p、60i)に対応し、光学ズームは12倍。ソニー独自の超解像技術により、約20倍の高倍率ズームでも画質劣化が少ない撮影を可能としている。 価格はオープンで、三軸雲台およびコントローラーとのセットでの市場推定価格は約280万円前後となる。