キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)と日本電気(NEC)は29日、顔認証システムが組み込み可能なビデオマネジメントシステムをアプライアンスサーバーとして製品化し、販売活動を開始した。 同製品はネットワークカメラ(IPカメラ)用の映像管理ソフトと撮影映像を保存するサーバーをセットにしたビデオマネジメントシステム(VMS)。キヤノンヨーロッパの子会社であるマイルストーンシステムズの映像管理ソフト「XProtect(エクスプロテクト)」を、NECのサーバー「Express(エクスプレス)5800シリーズ」にあらかじめインストールし、アプライアンスサーバーとして製品化したものとなる。 両社は、24時間受付可能な保守サポートを提供し、修理サービスやシステムメンテナンスなどによりシステムの安定稼働を支援する。アプライアンスサーバーなので小規模施設においても簡単に導入でき、必要に応じてプラグイン形式で機能を拡張し、さまざまなソフトウエアと連携することも可能だ。 今回、NECの顔認証エンジン「NeoFaceR(ネオフェイス)」を活用した顔認証オプションに対応させたことにより、ネットワークカメラで録画した映像から人物を機械的かつ高速・高精度に認証・検知することが可能。防犯やマーケティング用途での業務効率化を実現できる。 12月下旬より順次出荷を開始。希望小売価格はVMS導入セット1TBモデルが53万円~、VMS導入セット顔認証エントリーモデルが129万円~、VMS導入セット顔認証スタンダードモデルが197万円~(いずれも税別)。システム構成により価格は変動する。>>顔認証万引き防止対策システムの無料モニター協力法人募集特設ページ<<
【デジージョ レポート】SK-IIによるビューティテック体験ができる!原宿の「FUTURE X Smart Store by SK-II」をレポート 2018年6月1日 テクノロジーの波は、美容業界も飲み込んでいるようです。