背面には指紋認証センサーのほか、1300万画素のメインカメラを搭載。前面のインカメラは800万画素。側面にはnano SIMカードが2枚同時に挿さる仕様で、デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)を実現する。なお、micro SDカードの使用時はnano SIM用のスロットが1カ所ふさがってしまうことに注意したい。DSDSを利用する高リテラシー層ならROMが16GBでは足りないことが予想される。nano SIMの2枚挿しか、nano SIM+micro SDか、迷うところだろう。■カメラはSONY製 それでは、実際の使い心地はいかがだろうか?まずはカメラ、音楽機能について探ってみた。兄弟機「HUAWEI P9」はライカ社と共同開発した“デュアルカメラ”が最大の特長だったが、同機ではSONY製IMX214イメージセンサーを採用している。東京・上野動物園で、シロクマを撮影してみた。 開口部F2.0の明るいレンズにより、さまざまなシーンで精細な写真が撮影可能な同機のカメラ。明暗差の激しい逆光のシチュエーションにも関わらず、最適な光量で数十メートル先のシロクマが綺麗に撮れた。ピンチインで望遠機能も試してみたが、手ブレ補正によりディテールの細かい写真が撮れている。なお「プロ写真」モードではホワイトバランスやISO感度、シャッタスピードなどを自由に調整できる。「ナイスフード」「ライトペインティング」など使いやすくユニークなモードも多数用意されている。 驚いたのはサウンドシステム。プリインの楽曲を再生させると、本体下端のスピーカーから期待を上回る高音質でかつ大音量な音楽が聞こえてきた。同機ではHiSilicon社のHi6402 オーディオ専用DSPと、クリアで大きな音を奏でるSmartPAシステムを採用している。例えば部屋のリビングで音楽を楽しむ際など、モバイルスピーカーの必要性を感じない。P9単体でも、充分にその役割を果たしてくれそうだ。なお製品にはオリジナルイヤホンも同梱される。 次回は、LINEモバイルの通信品質などに関するレポートをお届けする予定。
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