パソコンやインターネットなどの登場とともに、デスクワークが明らかに増えた。現代人には、長時間の着席も苦痛にならない、健康的なチェアの存在が必要不可欠といえる。そんなユーザーに朗報だ。世界的なデザイン家具メーカーのハーマンミラーが、人気の高機能チェア「アーロンチェアー」を22年ぶりにリマスターしている。 新アーロンチェアーは、従来モデルが持つ独特なシルエットはそのままに、構成部分を各々アップデート。ゾーン別の体圧分散と通気性が向上しているほか、背部はユーザーの仙骨と腰椎が上手くサポートできるよう、調節可能な仕様となった。また、最新のチルトメカニズムによって、より滑らかな軌道と最適なバランスポイントが実現され、どのリクライニングポジションでもユーザーが動きをコントロールしやすいようになっている。 また、“1つのサイズがすべての人に当てはまらない”との考えから、すべてのユーザーにアジャストするため3種類のサイズが用意され、広範囲な体型に対して、同じ快適性が実現されている。 カラー展開は、ミネラル、カーボン、グラファイトの3色で、これらについても、利用が想定される現代の環境に馴染みやすいよう、徹底的に考え抜かれているという。使用素材の約4割がリサイクル材でできており、同約9割はリサイクル可能なので、環境にも優しい。 すでに北米やラテンアメリカ、メキシコ、中東、アフリカでは発売されており、英国、欧州は2017年1月に、アジア地域では2017年2月の発売が予定されている。価格は米ストアで、780ドル(約8.2万円)からとなっている。