Intelは現地時間3日、スポーツの没入体験実現に向けて、2004年創業で、VRカテゴリのスタートアップであるVOKE社を買収すると発表した。 今回、買収にかかる経済条件については明かされなかったが、今後Intel社内では「Intel Sports Group」と呼ばれる新たな部門が立ち上がり、VOKEはその一部となることを、ニュースメディア『TechCrunch』は関係者の証言として伝えた。 VOKEの強みは“True VR”と呼ばれる技術。多数のレンズを備えた特殊なカメラによって、スポーツで感じ得る特別な体験を記録し、独自のソフトウェアによって、それをVR映像へと落とし込む。これによって作成された映像は、スマートフォン、タブレット、PCなど、マルチデバイスで閲覧が可能。 Intelは今年3月、次元を自由に操作可能なfreeDと呼ばれる3D動画技術を持つReplay Technologies社を買収したが、今回のVOKE社買収によって得られた新技術とのコラボレーションによって、よりスポーツの没入体験が加速しそうだ。