NTTドコモは16日に新しいiPhone 7/7 Plusの発売記念イベントを開催。吉澤社長が囲み会見で、ドコモの高速ネットワークや電子決済インフラが新iPhoneに対応できることの強みを語った。 記念イベントの後に、参加した記者による吉澤社長への囲み会見取材が行われ、これからの新端末の販売戦略など注目すべきコメントが語られた。その内容をご紹介しよう。--- iPhone 7/7 Plusの事前予約の成果は。吉澤氏:非常に好調。過去最高の勢いかもしれない。新色ジェットブラックへの引き合いが強く、早くも次期入荷待ちの状態。--- また3キャリアともに新しいiPhoneを一斉導入するが、ユーザーがドコモを選ぶメリットとは。吉澤氏:2つある。1つは最高375Mbpsの高速LTEネットワークが使えること。dTVなど動画配信を高画質に、ストレスなく楽しんで欲しい。もう一つはApple Payにドコモの電子マネープラットフォームである「iD」が対応できていること。この2点を強くアピールしていきたい。--- iPhone 7/7 Plusを今後どのように売っていく。吉澤氏:新しいiPhoneは日本市場によく最適化されている。Apple Payや防水・防滴仕様など、セールスアップにつながるフィーチャーにも期待しているし、特長としてアピールしていきたい。--- iDへの対応についてはどう伝える?吉澤氏:現在65万拠点で使えるiDのサービスを、今回のiPhoneでの対応をきっかけとしてもっと強くアピールする必要があると考えている。dカードとともにさらに力を入れていきたい。ソフトバンク様もiDのサポートを表明されているので、うまく連携していきたい。--- iDやdカードのApple Pay対応について、さらに強力にプッシュするキャンペーンなどの予定は。吉澤氏:今日の時点で詳細は言えないが考えにある。--- 新しいiPhoneがFeliCaに対応したことについて、ドコモからアップルへ働きかけはあったのか。吉澤氏:当社から直接的な働きかけというより、iDの対応を検討しながら事前にしっかりと準備を進めてきた。
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