経営再建中のシャープは、鴻海精密工業グループによる第三者割当増資の払い込みが完了し、新たな経営体制に移行すると発表した。高橋興三社長が8月12日付けで取締役を含めて辞任し、8月13日付けで鴻海精密の戴正呉董事代表人がシャープの社長に就任した。また、フォックス・コン・ジャパンの高山俊明代表取締役・堺ディスプレイプロダクト副社長がシャープの代表取締役に就任した。このほか、劉揚偉氏、中川威雄氏がシャープの取締役に就任した。