最大4枚のSIMカードを簡単に切り替え!Cerevo、ドコモと協業し「SIM CHANGER デルタ」発表 2ページ目 | RBB TODAY
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最大4枚のSIMカードを簡単に切り替え!Cerevo、ドコモと協業し「SIM CHANGER デルタ」発表

IT・デジタル スマートフォン
新製品をアピールするCerevo 代表取締役の岩佐琢磨氏
  • 新製品をアピールするCerevo 代表取締役の岩佐琢磨氏
  • SIM CHANGER デルタ(写真は開発中のもの。形状、仕様などは変更される可能性がある)
  • 最大4回線のSIMカードを自由に切り換えて使用できる新製品「SIM CHANGER デルタ」
  • スマートフォンの専用アプリ上でワンタップすることでSIMを切り替えられる
  • スマートフォンには、SIMカードと同形状のBluetoothデバイス「ブリッジカード」を挿入して使う
  • コモの技術を核にして製品化した。説明会にはNTTドコモ R&Dイノベーション本部 移動機開発部長の徳弘徳人氏が登壇して挨拶した
 Cerevoは、Consumer Electoronics(家電)にREVOlution(革命)をもたらすことを、企業理念に掲げるスタートアップ企業。大手企業の技術を活用し、大手企業の規模感では実現できないコンセプトモデルを「尖った、アグレッシブな姿のまま」(岩佐氏)世に送り出すことを是としている。今回のSIM CHANGER デルタは、NTTドコモとの協業で実現した。

 続いて登壇したNTTドコモ R&Dイノベーション本部 移動機開発部長の徳弘徳人氏は、ドコモの「ポータブルSIM」技術について紹介した。これはスマートフォンとSIMを1対1の関係から1対n、n対1の関係に拡張するもので、SIM CHANGER デルタの機能の肝となっている。ドコモでは今後、この技術を「PSIM Suite」という名称でワンパッケージ化して、他社にもライセンスを提供していく予定だという。徳弘氏は「SIM CHANGER デルタはとてもエッジの利いた商品。大きな需要が見込めるわけではない。市場のパイとしては数百から数千ほどを予測している。これをドコモで企画してドコモで売る、となると規模感が合わなかった。Cerevoさんと協業でやることで、小ロットで取り組めた。今回のクラウドファンディングを成功させていきたい、と切に願っている」と説明している。

 製品化を目指したクラウドファンディングが2日から、Makuakeにて開始。最初の200個はセール価格の1万800円で提供されたが、3日時点で完売している。クラウドファンディングの挑戦期間は60日弱で、200数十名の賛同者が集まれば製品化が決定されるが、すでに達成しており、一般販売される。価格は1万5,000円前後を予定しており、全国の家電量販店で来春以降に買えるようになるという。
《近藤謙太郎》
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