富士通ビー・エス・シーは27日、IoTビジネスを検討している顧客を対象に「IoT利活用支援サービス」を8月1日より提供することを発表した。 IoTを活用したビジネスを検討中の顧客が、手軽にすばやく実証実験を行えるサービスを提供する。 「FUJITSU Cloud Service K5」およびIoTデータ活用基盤サービス「FUJITSU Cloud Service IoT Platform」を使用して、PoC(Proof of Concept)サービスと、PoB(Proof of Business)サービス を提供するものとなっている。 PoCサービスは、監視対象のセンサーや機器などのデータを収集し、データの見える化を行うもので、PoBサービスは、PoCを利用したビジネスプランニング、効果測定、分析などを提供する。 一例として、物流業であれば車の位置情報、道路混雑状況からの運送ルート指示などが可能となり、小売業であれば店舗内の来店客の導線情報から商品配置の変更などが可能となる。 同社では今後、IoT機器モジュールの拡充や、ビジネスモデル確立後の商用環境向けクラウドサービスの提供なども予定している。価格は個別見積りとなる。