住友不動産ベルサールとライナフは22日、スマートフォンなどから会議室の予約や会議室の施錠・解錠まで対応する「スマート会議室」運営システムを共同開発したことを発表した。 IoTを活用することで、ユーザーは貸会議室を自社施設のように快適に使用することが可能となる。 スマート会議室「ベルサール ネクスト」シリーズは、ユーザーがインターネットのWebブラウザ経由で会議室の空き状況をリアルタイムで確認し、予約と決済をワンストップで対応できるシステム。会議室の鍵は全てスマートロックとなっているため、予約と連動してWeb上から鍵を開閉することができる。 今後、都内各所に同システムを導入し展開していく予定で、6月20日にオープンした「ベルサールNEXT 浜松町」をはじめ、8月1日には「ベルサールNEXT 東新橋5号館」を、今秋には新宿オークタワーでも新規出店を予定している。 「ベルサールNEXT 浜松町」での料金は、1時間あたり9,600円となっている。 IoT技術、とりわけスマートロックと連動させることで、利用者に利便性を提供しつつ、管理者側の手間の削減を目指した技術となるだろう。