LINEは15日、上場に関する記者会見を行った。7月14日にニューヨーク証券取引所に上場、翌15日に東京証券取引所一部に上場した同社。日本の企業として初めて、ニューヨーク証券取引所と東証一部の両方に上場した。記者会見では、今後の戦略などが語られた。■日米で上場した理由 記者会見にはLINE 代表取締役社長の出澤剛氏が登壇した。同氏は上場した狙いについて「企業の透明性・信頼性を向上できる」「成長のための投資が行える」と説明した。具体的には「LINEはコミュニケーションのインフラになりつつある。より透明性を高め、信頼性を向上させていくことが重要になると判断した」「動きの速いこの業界においては、必然的に世界レベルでの競争に巻き込まれる。こうした環境下でさらに成長すべく、事業を拡大するための資金を調達していきたい」と説明している。 日本で上場した理由については「世界中で最も多くのLINEユーザーを抱えているのが日本。我々のホームマーケットであり、売上も一番高い」、またアメリカで上場した狙いについては「世界中のユーザーに使っていただきたいという決意の表れ。今後、世界でのプレゼンスを上げ、さまざまな情報にも世界レベルで接していきたい」と説明している。■マネタイズに成功した 親しい人同士のコミュニケーションツールとして誕生したLINE。この数年間で、人とサービス、人とコンテンツ、人とビジネスのあり方を変えてきた。同社では今後、サービス展開をさらに拡大し、利用者の生活をより便利にしていきたい考えだ。 LINEの一番大きな価値、それは“ユーザーとの深い結びつき”だという。出澤氏は「DAU/MAU率というユーザー様とのつながりを示す指標がある。主要4か国でのDAU、MAU率は73%で、これは北米におけるFacebookと遜色ない数字。特に日本に限定すると80%を超える」と胸を張った。
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