360度パノラマ撮影が可能な小型の球体デバイス「Luna 360」がクラウドファンディングサイトIndiegogoに登場し、注目を集めている。■小型、頑丈、高画質 最近ではVRやドローンに関連した撮影アイテムが多いが、「Luna 360」はまた新たな撮影方法や楽しみ方を提案するデバイスだ。 190度魚眼レンズが2つ搭載された本体は直径約6センチと非常にコンパクトで、重さはたった180グラム。どこにでも持ち運べるサイズ感、重量だ。 また、表面にはほとんど継ぎ目がなく、防水防塵対応(IP68)が果たされている。これによって、陸上だけでなく、水中も360度撮影が可能で、川や海に垂らせば、幻想的な世界を、潜らずとも体感できる。 小型、頑丈であり、さらに撮影品質はフルHD。球体ということで、撮影時のブレが心配だが、9軸ジャイロスコープ搭載なので、その部分も問題ない。■撮影した映像はさまざまな方法で楽しめる 「Luna 360」は32GBの内蔵ストレージを搭載しているので、本体に撮影した動画や写真を保存することができ、さまざまな閲覧方法に対応する。もちろん、Wi-Fi経由でスマートフォンアプリと連携して、ライブストリーミングも可能。ペーパーボードを使えば、流行のVRのように楽しむこともできる。 すでに出資額の獲得目標は達成しており、現在は299ドル(約29,900円)で1つ入手可能な状態となっている。現在では、YouTubeやFacebookが全方位撮影に対応しており、このデバイスを活用してみるのもおもしろそうだ。