Twitterが現地時間5日、Facebookで最高技術責任者を務めた経験のあるBret Taylor氏を、取締役に迎えることを分かった。これはTwitterのCEOであるJack Dorsey氏がツイートで明らかにしたもの。 同社はここのところ、アクティブユーザー数の停滞や、さまざまなコミュニケーションツールの出現により、業績低迷が囁かれている。ツイートの文字数制限緩和など、打開策を導き出そうとはしているが、今のとこら、これらが奏功しているとは言えない状況が続いている。 Bret Taylor氏はFacebookの最高技術責任者を務めた以外に、現在は作業効率化コミュニケーションツールQuipの共同創設者兼CEOを務め、Twitterが苦しむとされるモバイル向けプラットホームなどにも精通している人物。Twitterは、2016年4月から数えると、同氏を含め、新たな取締役を4名招へいしており、なんとか苦況を乗り越えたい状況がうかがえる。