パナソニック エコソリューションズは、「スマートハウジング 豊洲まちなみ公園」(東京都江東区)にて、独自の耐震住宅工法「テクノストラクチャー」のZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)を理解できる「住宅型ショウルーム」を出展し、8月下旬から一般公開することを発表した。 同社が総合住宅展示場内にテクノストラクチャーの住宅型ショウルームを開設するのは初めて。なお、8月の一般公開に先駆けて、住宅型ショウルームの完成後には見られない、テクノストラクチャーの構造を見学できる一般向け構造見学会を5月7日・8日に実施する。 「テクノストラクチャー」は、木造住宅向けの工法で、木と鉄の複合梁「テクノビーム」や1棟ごとに実施する高度な構造計算により、外観デザインや間取りなどの自由度を提供しつつも、耐震性に優れている点が特徴となる。 またZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは、年間の一次エネルギー消費量が正味(ネット)で概ねゼロとなる住宅のこと。日本政府は2020年までに標準的な新築住宅でZEHの実現を目指すことを目標に掲げている。 今回展示される住宅型ショウルームは、「安全で安心、健康に暮らせる」というコンセプトにテクノストラクチャーによるZEHを実現した「スマートウェルネス住宅」仕様で展示される。広々とした空間や高さ2.8mの天井など、テクノストラクチャーの設計の自由度を体感できるショウルームになる予定だという。