Apple(アップル)の「QuickTime for Windows」で新たな脆弱性が報告されたが、Appleはサポートを終了しているため、米セキュリティ機関US-CERTが早急にアンインストールするように警告している。
トレンドマイクロによると、Appleは今後「QuickTime for Windows」のセキュリティ更新を提供せず、このソフトウェアの脆弱性は放置された状態だという。サポートされていないソフトウェアを実行し続ければ、悪質な攻撃や電子データ損失のリスク増加など、サイバーセキュリティの危険にさらされる。「QuickTime for Windows」の脆弱性が悪用され、リモート攻撃を受けてシステムを制御される恐れがある。
US-CERTは、利用可能な唯一の対策として、Appleのサイトにアクセスし、直ちに「QuickTime for Windows」のアンインストールを行うことを呼びかけている。