オプテックスは13日、埋設工事が不要なコインパーキング向け車両検知センサーを開発したことを発表した。それに伴い、ゲート式駐車場向けの車両検知センサー「ViiK Gate」を15日から発売する。 埋設不要でポールに設置できるため、工期の短縮ができ、さらに撤去時の工事も簡易化できるのが特徴となる。 従来のコインパーキング向け車両検知センサーは、地中にループコイルを埋設して車両の金属部分を検知するシステムのため、大掛かりな工事が必要だった。また、機械トラブル発生時のメンテナンスも、埋設したループコイルを掘り出す必要があり、費用と時間がかかるものとなっていた。 今回発売されることになった車両検知センサー「ViiK Gate」は、マイクロ波と超音波を使用することで、金属だけでなく炭素繊維強化プラスチック(CFRP)が主素材の車種でも確実に検知することが可能。 施工期間も約3日間と従来の半分の期間で完了でき、すでに稼働している月極駐車場などを一部コインパーキング化する際にも、駐車場を封鎖する必要が無いというメリットもある。