楽天は5日、「楽天スーパーポイント」のロゴの変更を発表した。しかし、その変更があまりに微妙で、その意図が正直よく分からない状態だ。 「楽天スーパーポイント」は、ショッピングモール「楽天市場」など、楽天グループの各種サービスで貯めることができる共通ポイントとして、2002年からスタート。楽天ポイントカードを使用することで、リアル店舗でも利用できる。 今回の変更は「視覚的によりシンプルなロゴに変更」としているが、「ロゴ」下の「SUPER POINT」という英文字が「POINT」に変更されているだけだ。 いったいこれが、どのように「認知・利用の拡大」に繋がるのか、正直いってよく分からない。ただ、「スーパーポイント」という表現より、より実態に即した「ポイント」という表現に変わったことは評価できるかもしれない。ただし、サービス名称自体は「楽天スーパーポイント」のままのため、整合性という点ではやはり疑問が残る。実際、筆者も楽天スーパーポイントを利用しているだけに、今後は、より意味のあるサービス向上や認知拡大策を展開することを期待したい。