東急住宅リースは、フォトシンスが提供するスマートロック「Akerun Entrance(アケルンエントランス)」を導入し、「東急セットアップレジデンス恵比寿」において4月から実証実験を開始すると発表した。 「Akerun Entrance」は、マンションエントランスのオートロック自動ドアに対応するスマートロックで、遠隔操作やスマートフォンで解錠・施錠が行える。居室ドアの鍵を施錠・開錠する「Akerun」と組み合わせることで、エントランスから玄関ドアまで、スマートフォンだけで解錠することができるようになったり、ドアに近づくだけでハンズフリーでの入場が可能となる。 東急住宅リースは、管理を受託している一部の賃貸住宅において、「Akerun」及び遠隔操作用のゲートウェイ端末「Akerun Remote」を2015年8月から導入。内覧業務の効率化をはかるために、空室を内覧する際には遠隔操作で玄関ドアを解錠するという形で運用を行ってきた。 今回導入される「Akerun Entrance」を利用することで、玄関ドアだけでなくエントランスの自動ドアの解錠にも対応するため、完全なキーレス化を実現する。ちなみに現段階の運用形態は、遠隔解錠がメインとなるため、実際に内覧を行いたい際には、仲介業者などが事前に同社に連絡する必要がある。