様々な分野で活躍する人に密着するドキュメンタリー「情熱大陸」が4月10日(日)の放送で900回を迎え、記念番組としてフィギュアスケーターの羽生結弦選手に密着した「王者の覚悟~五輪金メダリストのプライド~」を放送する。番組では2015年、驚異の最高得点を連発し“絶対王者”と呼ばれるようになった羽生選手に3か月間にわたり密着取材。今シーズンの最後を飾るボストン世界選手権の舞台裏を追いながら、羽生選手がいま、何を感じ考えているのかに迫る。いまや世界に敵無しと言われるほどの存在へと成長した羽生選手。CMや雑誌の表紙をはじめバラエティや歌番組、さらには時代劇などTVでも大活躍しているが、「情熱大陸」が取材を始めた今年1月、宿泊先のホテルへ向かう車中で羽生選手は意外な言葉を取材ディレクターにつぶやいたという。「ある意味、孤独ですよね。こういうことって」羽生選手が発したこの言葉の真意を探るべく番組は密着を始める。そして3月、カナダ・トロントで羽生選手は今シーズン最終戦となる世界選手権に向けて練習を続けていた。ホームリンクであるクリケットクラブに並ぶ数々のオリンピックメダリストや世界制覇を成し遂げた選手の名前プレートを見ながら、「これを見て、こんちくしょー! 俺ぜってーやってやっから! て思っている」と話す羽生選手。その中には去年の世界選手権覇者ハビエル・フェルナンデスの名前もあった。世界選手権で連覇を逃した羽生選手は練習がつらいとき、ハビエルの名前が刻まれたプレートを見て自らを奮い立たせているという。世界最高得点をマークしているだけに、いまできることを確実にやれば世界選手権でも敵無しの羽生選手だが、“日々進化”と話す羽生選手はさらに難易度が高く、公式戦ではまだ誰も成功していない“4回転ループ”に挑戦したいと考えているという。トップを走る者として「出来て当たり前」と思われることは大きなプレッシャーでもあるが、そんな重圧に負けじと一人悩み続ける羽生選手は印象的な言葉を放つ。「“同じ失敗をしてしまったら成長では無い”という話をよく聞くけれど、成長していないからこそ分かる課題もあると思うんです。だから無駄なものなんて無いんです」。羽生選手の最大の武器はジャンプでも表現力でも無くこの“考える力”かも知れない。常に試行錯誤し新たな“伝説”を生み出してきた彼はいま何を考え、どんな日々を過ごしているのか。3か月間の密着の末に浮かび上がってきた“羽生結弦”の真の姿とは?今回「情熱大陸」の900回記念放送に自らが登場することについて羽生選手は「プレッシャー、めちゃプレッシャー(笑)。等身大の自分でいればいいかなと思っています。それが900回であろうと901回であろうと、もし1000回であったとしても、自分というものは自分しかいないので、自分らしく表現できればと思います」とコメントを寄せている。情熱大陸900回記念放送「王者の覚悟~五輪金メダリストのプライド~」は4月10日(日)23時~MBS・TBS系にて放送。
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