スマートフォンにインストールしたアプリからドアロックを操作できるスマートロック。いちいちカギを出すことなく、素早く施錠・解錠できるのがその魅力だ。今回は応用編として、「Qrio Smart Lock」、「Akerun」を用いて、カギのシェア機能を中心に解説しよう。■カギのシェアは時間指定まで可能 スマートロックを家族間で利用する場合、期間は基本的に無制限とすることが多く、特に制限を掛ける意味はない。しかし、ベビーシッターや家政婦さん、そして家庭教師など定期的に訪れるゲストがいる場合、無制限のカギを渡すのも怖いハズだ。筆者も数年前に海外旅行に行く際、ペットシッターに、数日おきに自宅に訪れてもらい、ネコの管理を依頼したことがある。そのときは当然、家のカギを渡したわけだが、信頼はしつつ、ちょっと怖いなと感じた記憶がある。 しかし、スマートロックなら、その心配が低減できる。この連載でレビューしている、「Qrio Smart Lock」、「Akerun」ともに分単位でカギが使える時間を指定することができる。例えば、依頼した時間だけ、火曜日、木曜日のの15時から18時まで施錠・解錠できるなどピンポイントで指定できるのだ。 これなら、不在なのをいいことに、必要のない時間に家に来ているではないか?といった心配もなくなる。カギが利用できる時間の設定と、そして、ログによる入退出管理機能により、人の出入をきちんと管理できるのだ。 この時間設定機能を使えばさまざまな可能性が考えられる。例えばシェアオフィスなどの複数で使う場所でも、9時から18時までは使えて、それ以降は使えなくするといったこともできる(ただし施錠もできなくなるが、自動施錠機能は利用できる)。■「Akerun」なら法人向けに遠隔操作機能などを用意 では2製品について、さらに上級者向けの機能をチェックしてみよう。「Akerun」で注目したいのが、現在、法人向けに展開している「Akerun Remote」だ。これはSIMカードを装着できるユニットと「Akerun」を連携させることで、屋外などから施錠・解錠ができるようになるオンラインカギ管理システム。 カギをシェアされた人がドアの前まで来て、スマートフォンを操作できる場合は、そのままアプリから解錠すればいいが、スマートフォンを持っていなかったり、カギをシェアされていないというときでも、「Akerun Remote」があればドアの開け閉めができるのだ。 「Akerun Remote」ではWebベースでカギの開け閉めを管理し、3G回線で、ユニットにその情報を通知。そしてユニットが「Akerun」とBluetoothで通信を行って、カギの操作を行うという仕組みだ。 「Akerun Remote」屋外から操作できることのほか、フィーチャーフォン(ガラケー)からの操作ができるなどのメリットもある。通信回線を使うため、一般家庭にはハードルが高いが、商業施設やシェアハウスなど複数の利用者がいる施設なら見逃せない機能だといえそうだ。
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