パシフィコ横浜で開催されていた「第20回 震災対策技術展 横浜」に出展した協和エクシオは、災害時などに専用のリュックで持ち運べる可搬型の「サバイバル電源」を展示した。 災害時などの使用を想定したIP65準拠の可搬型電源で、充電ユニット、放電ユニット、電池ユニットで構成されている。最大8台までの電池ユニットを組み合わせて使用することができ、ユニットで分割されるため専用リュックなどで手軽に持ち運べる点が特徴だ。 出力はAC100VおよびDC19V、蓄電用の入力はAC100V、シガーソケット用DC12/24V、太陽光発電用などに対応。通信機能としてWi-Fi/LTEを備えており、非常用の通信拠点として使用したり、電源工事などが難しい場所でのネットワークカメラの電源&通信機器としても使用できる。 電源容量の目安としては、電源ユニットを6個使用した場合でノートPCを140時間(5.8日)、スマートフォンの充電なら同時接続200台までで660台分、電動自動車の充電なら9台分に相当するという。 3月に発売を開始し、定価は各ユニットが1個ずつの最小構成で税込200万円となっている。