日本セイフティーは、水のいらない自動ラップ式ポータブルトイレ「ラップポン」シリーズ用の新型バッテリー「LIB5-DX」を27日から発売することを発表した。 充電状態を1年~2年保持できるため、災害時などへの備えにも向いた仕様となっている。 「ラップポン」は災害用途を始め、介護やレジャー、建設現場などでも使用できる自動ラップ式ポータブルトイレで、バッテリーで駆動して熱圧縮により排泄物を個包装し、臭いや洗浄の手間を排除する仕組みとなっている。 従来の専用バッテリー「LIB5」は、USB出力も備え、災害時の携帯電話充電などにも対応する仕様となっているが、リチウムイオンの性質上、3~6ヶ月ほどで放電して使用できない問題があった。 新型の「LIB5-DX」ではカットオフ機能を搭載したことにより、1~2年の放置を可能としている。 定格電圧はDC14.4V、容量5200mAhとなっている。USB給電は最大2000mAに対応する。価格は26,000円。