KDDIは12日、auの2016年春に発売する新端末や、学生向けのスマホ・タブレット利用プランの強化策を発表した。会場で行われた質疑応答と、同社の田中孝司社長への囲み会見の内容を紹介する。--- 昨年、政府や総務省の要請で、携帯電話料金に関心が高まっている。料金の値下げも考えられただろうが、データ容量を増やす方向にしたのはなぜか。田中氏:データをあまり使わない人もいるのに、なぜもっと使う人にフォーカスしたのかという質問かと理解しているが、今回は“ザ・学生向け”の発表会。冒頭に話したように、10~20代はデータがもっと欲しいというのが偽らざる要望。そこにしっかりとお応えしたかった。逆にあまりデータを使わないお客様には、また機会を捉えて皆様にお知らせしたい。まずはセグメントごとのアプローチにならざるを得ないが、今後1GB以下のユーザー層にもきちんとやっていくつもり。次第にヘビーユーザーのニーズにも応えていく。新社会人に対しても25歳までのサービスとなる今回の学割プランを便利に感じていただけるだろう。--- 総務省からの電話利用料金負担の軽減、端末販売の適正化に関連する要請をどう受け止める。田中氏:全体のバランスを上手く調整しながら、既存のユーザーにとって不便になることが起きないようにしたい。iPhoneの販売への影響についても今はまだ計り知れないところがあるが、ガイドラインに沿ってやっていく。諸々にわたってただいま検討中なので、詳しい発表はもう少し待って欲しい。--- 要請に対して段階的に対応していくことになるのか。田中氏:そう聞いているが、もう少し考えてから細部を詰めたい。端末販売の適正化については新しく発表した「Qua」シリーズにも当社の考え方が込められている。つまりミドルレンジのビジネスを成立させていきたいと考えている。シリーズはそのテストケースになるだろう。--- auもまさに1GBのプランなのか、料金はどれくらいになる見込みか。田中氏:まだ言えないが、政府の方から1GB/5000円という案が出ている。詳細はもう少しお時間を頂いてから発表したい。
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