水を使わない未来型エコトイレ「URIMAT」を展示していたのはミツウマ。ゴムマットや長靴、スリップ防止床材のロードグリップを扱う同社が、新規ビジネスとして11月から販売開始したスイスの製品だ。 一般のトイレとの違いは、まず水をいっさい流さないということ。また特殊素材としてマクロロンという素材を使っている点だ。表面密度を陶器の150倍と高めることで汚れを防いでいる。また、底部のサイフォンには悪臭を分解し、バクテリアの付着を防ぐ製品(MBアクティブ・クリーナー)を設置している。 ブースの担当者は次のように話している。「陶器は目にはみえないのですが、表面がボコボコしていて尿が付きやすい材質なんです。その欠点を補っているのと、特殊なフォルムで飛散も防いでいます」。 ディスプレイ部のないURIMAT eco、ディスプレイ部のあるURIMAT ecoplus、コンパクトタイプのURIMAT compactplusの3種類が用意されている。