タニタは29日、光と音声で室内環境の状態を伝えるコンディションセンサー「SIRACEL(シラセル) TT-556」を11月1日から発売することを発表した。 センシング技術を使った製品で、季節性インフルエンザや熱中症、カビやダニ、食中毒が発生&発症しやすい室内環境になると光と音声で注意をうながしてくれる。 一般的な温湿度計だと、「どれくらいの湿度なら乾燥状態なのか?」「熱中症は何度くらいになったら危険なのか?」など、基準となる数値を知らないことには適切な対策がとりづらかったが、同製品なら視覚的に要注意状態を知らせてくれるので早期の対策が可能だ。 想定するユーザー層は、主に子どもや高齢者がいる家庭。これから本格的に始まるインフルエンザのシーズンはもちろん、夏場に注意したい熱中症や食中毒にも対応し、1年を通して使えるコンディションセンサーとなる。 季節性インフルエンザなら「青」、熱中症なら「赤」といった形で、項目により表示される色が異なるので、直感的に何の注意喚起なのかが認識することができる。。 寸法は縦99mm×横99mm×高さ118mm、重さは189g(電池含む)。カラーはアイボリーとブラウンの2色。価格はオープン。初年度2万台の販売を計画しているという。