ミロク情報サービス(以下、MJS)は、「2015 Japan IT Week 秋」内の「第5回 情報セキュリティ EXPO【秋】」にて、マイナンバーの取り扱いガイドラインに準拠し、安全な管理を実現するソリューションを紹介していた。 MJSでは、自社の業務システム向け(Galileopt NX-I、MJSLINK NX-Iなど)に、「MJSマイナンバー」としてオンプレミス版、Cloud版、BPO版という3つのシリーズを用意している。 MJSマイナンバーは、基本的に業務システムと別々に管理し、システム側で必要な帳票類を出力する際に、マイナンバーを参照して印刷するものだ。どうしても外部に重要なデータを出したくない場合には、このオンプレミス版で自社管理が行える。 またMJSマイナンバーCloudは、マイナンバーを安全なクラウド上に保管しながら、収集・登録・管理といった業務を自社側で行えるもの。マイナンバーの収集時には、従業員自身が本人確認の書類を添付し、システムにマイナンバーを仮登録することも可能だ(オプション)。マイナンバーは堅牢なデータセンター側で暗号化され、自社の業務システム側には保持されないため、情報漏えいや不正利用のリスクを軽減できる。 一方、MJSマイナンバーBPOは、MJSと提携する外部アウトソーサーに収集・管理を委託するものだ。煩雑なマイナンバー管理の業務をすべて代行してもらえる。ただし、こちらもユーザーのPC側にクライアントソフトを入れて、委託先にある自社データを参照できるようになるという。 同社の担当者は、「企業だけでなく、税理士事務所にも我々のマイナンバーソリューションを提案している。まだクラウドに抵抗感がある方も多い。その場合には、オンプレミス版やBPO版を使うことができるのが我々の強み」と説明してくれた。 気になるコストは、MJSマイナンバーCloudのケースで、初期費用は1社あたり3,000円。企業規模により、ライト(50人未満)、スタンダード(50人以上、1,000人未満)、エンタープライズ(1,000人以上)があり、スタンダードの場合は月額7,000円から提供。
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