ひろしまIT総合展 2015が21日、広島市内で開幕した。 同展示会は約30年前から開催されている西日本では最大級の専門イベント。出展コマ数は150。IT融合ソリューションゾーン、クラウドコンピューティングゾーン、公共&アカデミックゾーンなどのゾーン別に、各企業が技術展示を行っている。 一般社団法人 広島県情報産業協会会長の福井五郎氏は、「IT融合で変革する未来というのがメインテーマになっており、まさに今現在のITを表していると思います」とコメント。「地方は東京の下請けのような形でITが流れてきましたが、これからは首都圏に集中していた仕事が地方に分散する流がくるのではないでしょうか?ネットワークを駆使することでビジネスが拡大できるという環境ができあがってきています」と話す。一方で、「2015年問題もあり、地方の企業がIT化を勧めたいと思っても、人がいないという状況もある」と複雑な胸の内も明かした。 ひろしまIT総合展は23日までの3日間開催されている。