サイト内の映像コンテンツは「FOYER」に会員登録したコンテンツホルダーのものになる。映画やテレビ番組、アニメ、教育映像など幅広い作品が揃う。また、閲覧するバイヤーも会員登録が必要で、エージェントやライセンシーを想定している。 IMAGICAはプラットフォーム上の映像管理のほか、取引成立後の各種仕様の対応や、翻訳・ローカライズなども行うとしている。ポストプロダクションを中心とした同社の長年の映像技術・サービスにつなげる。 「FOYER」は10月22日から東京・お台場のホテルグランパシフィック LE DAIBAで開催されるJapan Content Showcase 2015のTIFFCOM2015のIMAGICAブースでも披露される。会期中デモストレーションを行い、国内外の関係者に紹介する。
IMAGICA は1935年に創立、映像のポストプロダクションから始まり映像関連技術、そして企画・制作などを行っている。近年は海外展開にも熱心だ。 2014年にはマレーシアに合弁会社Imagica South East Asia Sdn.Bhdを設立し、アジア市場に進出する。また今年4月には持株会社のイマジカ・ロボットホールディングスが世界最大の映像コンテンツローカライゼーションサービス企業SDI Mediaを子会社化している。日本の映像の完成後、さらにローカライズ・海外展開支援へとビジネス領域を拡大している。