日本の地図ベンダー最大手のゼンリンは、フランス/ボルドー市で開催中の「ITS世界会議2015」に出展。自動走行システムを実現するための超高精度地図ソリューション「ZGM Auto(ZENRIN Geospatial data Model for Automotive)」の紹介と、自動走行向け地図データを展示した。
この「ZGM Auto」は、ゼンリンが研究開発を行ってきた自動走行システム実現に貢献するための新たな地図ソリューション。構造化した各種道路ネットワークデータ「ZGM NW for Horizon」と、3次元高精度空間データベース「ZGM HD for Sensing」の2つの地図データで構成される。これにより、自動走行システムの実現に向けて官民協調で開発が進められている「ダイナミックマップ」への貢献を目指す。