アドソル日進は東京ビッグサイトで2日まで開催されていた「フードセーフティージャパン2015」にて、電界通信を利用したハンズフリー認証システムの展示などを行った。 電界通信とは、小型のタグを持つ人の周辺に変調電界を発生させ、その変調をセンサーが読み取るという認証システムとなっている。入退室管理では、センサーに手などをかざすだけで、タグやカードをわざわざかざすことなく個人認証ができる。 カードタッチ式と比べると、両手が塞がっている場合や、手袋などをしている場合でも、体の一部をセンサーに触れさせるだけで個人認証が行えるため、食品工場や医療機関などでの導入に適したシステムとなっている。 床マット型のセンサーを使用すれば、入り口や作業場所に設置したマットの上を歩行、乗るだけで個人認証を行えるため、ハンズフリーなどノーアクション認証を行うことも可能。