東京都が中小企業などの省エネルギー化促進のために、ITシステム機器のクラウドサービス移行費用の一部助成を行う。11月24日から申請を受け付ける。 東京都によると、都内の産業部門におけるCO2の多くは中小規模事業所から排出されているという。今回の支援事業はこうした状況の改善を図るもの。事業所のIT関連機器を都と日本データセンター協会が認定する、省エネ性能に優れたデータセンターへ移行することで、移行費用の一部が助成される。 助成対象は都内に中小規模事業所を有する中小企業などで、申請時までに当該年度分の地球温暖化対策報告書を提出していることが条件となる。助成率は「環境配慮型データセンター」へ移行する場合は3分の1で上限1500万円、「環境にやさしいデータセンター」への移行の場合は6分の1で上限750万円。移行作業費や物品、サービス費用が助成対象経費とされる。 助成事業は、2015年度から2016年度にかけて行われ、6億7500万円の予算に到達するまで実施される。 助成事業の開始にあたって、10月29日と30日には概要や条件、書類作成の留意点などを解説する募集説明会を開催。会場は国立オリンピック記念青少年総合センターで、ともに14時から。
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