愛知県東三河総局は「ツーリズムEXPOジャパン2015」にて、同地の伝統的な祭りや催しを紹介していた。 東三河では、長篠の戦いにちなんだ「しんしろ戦国絵巻3部作」や、けんか凧の「田原凧まつり」、豪華絢爛な山車が海に曳かれる「三谷まつり」などの伝統行事から、国内最大級の「エリカカップヨットレース」や「世界プロサーフィン大会」といったスポーツ大会まで、さまざまな催しが盛りだくさんに行われている。 今回、同ブースで、このような催しの中から豊橋市を中心に発展した手筒花火を展示。手筒花火は、江戸時代に東三河で始められた伝統芸能で、竹筒に火薬を詰めて、人が抱えたまま炎を噴き上げるもの。ここでは本物と同じ大きさの手筒コントローラを持って、それを垂直に傾けることで、バーチャル花火の打ち上げが体験できる。 Oculus Riftを装着すると、まず竹輪のようなオブジェクトが画面上に現れる。そこで手筒コントローラを手に取ると、その竹輪が拡大され、本当の手筒で花火を打ち上げているような感覚になる。実際にやってみると、秋の夜空に大音量のサウンドと共に花火が打ち上げられ、かなり迫力があった。無料で体験が可能。