米セールスフォース・ドットコムは現地時間15日、サンフランシスコで開催中の『DREAMFORCE 2015』において、IoTデバイス・センサー・アプリから収集したデータとSalesforceとを連携させるソリューション「Salesforce IoT Cloud, Powered by Salesforce Thunder」を発表した。
リアルタイムイベント処理エンジン「Thunder」によって、Salesforceと数十億のイベントを連携し分析することが可能。これにより、顧客とリアルタイムで1対1の関係を築き、顧客に対するアクションを、最適なタイミングで起こすことができるようになるという。IoTを使い、顧客の行動を直接的に分析することもできる。セールスフォース・ドットコム会長兼CEOのマーク・ベニオフは「IoC(Internet of Customers: 顧客のインターネット)」と表現している。